【カナダ永住権】カナダに住みたい!申請費用っていくらかかるの?
こんにちは!
ルーシー(@LucyAdvisha)です!
カナダに来て4年半。
今日は永住権を取るまでにかかった費用について。
私はそんなに貯金を持ってこちらに来てなかったので、かなり苦労しました。
もしこれから永住権を取るところまで考えている人には是非知っておいてほしい、申請時に必要な金額をお伝えしていこうと思います。
では、行ってみましょう🐤
カナダへの永住申請にかかる費用
私はカナダに来てから就労ビザを取る少し前まで、実は就労ビザや永住権の申請費用がどれくらいかかるのかを知りませんでした。
というよりあまりその申請費用について書いている日本のサイトが目に付かなかったというのが理由です。
いくら必要だろうとは思っていましたが
「まさかこんなにもお金がかかるとは思っていなかった!」というのが本音です。
私がカナダで永住権を取得するまでに辿った道は、
- 観光ビザ
- ワーキングホリデービザ
- 学生ビザ
- 就労ビザ
- コモンローによる永住権申請
もちろん私も頑張って貯金はしていたのですが、なかなか貯金をするのは難しかったです。
理由は、バンクーバーは物価が高かったのと、私自身がセラピストとしての技術もなく、お客さんになかなか入るまでに時間がかかったためです。
実際かかった費用
さて、実際にどれくらいかかったか。
合計$8,595です。(税金は含まれていません)
この内訳を下記に書いてみました。
- 観光ビザ(申請費用なし)
- ワーキングホリデー(申請費$150)
- 学生ビザ(申請費$150)
- 就労ビザ(申請費$1,000+代行費$3,000~)
- コモンロー申請(請費$1,000+代行費$3,000~+国内申請時は$295)
これは消費税を別にしてお話をしていますから、恐らく$9,000以上はかかっていると思います。
日本円で換算すると80万円以上は確実に必要です。
この金額は全く予期していませんでした。
この金額、私の通った学費に近い金額です。
私は学費と生活費分しか貯金していなかったので、カナダに来てからワーホリが終わり、学生になってから1年後には貯金が尽きてしまいました。
ビザの種類について
では私が申請したビザについてもう少し詳しくお話をしていこうと思います。
色んなサイトにビザについてたくさん書いてあるのですが、正直カナダに来るまで意味が良く分かっていませんでした。
なので、そんな方にも少しでも分かるようにビザについてお話をしていきます。
観光ビザ
観光ビザはビザ申請の必要がなく、日本のパスポートがあれば半年間滞在が可能です。
ただし働くことはできず、語学学校のような短期の学校であれば入学することができます。
私はこのビザを語学学校に通うために使いました。
ワーキングホリデービザを1年間存分に使いたかったからです。
この観光ビザは、どこの国の人でも同じというわけではありません。
イラン人の友人やベトナム人の友人が、私がパスポートのみでいられることにビックリしていたので、これは日本のパスポートの強みだなと感じました。
留学先をカナダに選んだ理由にも書きましたが、日本のパスポートは約191カ国への入国が可能です。
これは2020年現在世界一です。
そのうちの83カ国はパスポートのみで入国して何日間か滞在ができます。
これは日本人が築き上げてきた各国との信頼のたまものです。
大切に観光ビザを使ってくださいね。
ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザは日本人であれば、18歳から30歳までの人が1年間どこでも働くことが出来るビザです。
カナダでは申請が通るかどうかはその時の募集人数や運もあります。
私はこちらで入国してからすぐワーキングホリデービザを申請し、許可が下りたのは5カ月後でした。
観光ビザが切れたらどうしようかとひやひやしました。
申請費は$150。
申請はそこまで難しくなかったので、マニュアルに従って自分で申請をしました。
2016年時点では申請もそこまで難しくなかったのですが、どうやら2020年現在は厳しくなっていると聞きます。いずれにしてもこの申請の方法は常にアップデートがされているので、留学エージェントの方に確認するのが良いでしょう。
学生ビザ
英語では「Student Visa」と言います。
これは6カ月以上のフルタイムの学校に行く場合に適応されるビザです。
学校によっては学生ビザにCo-opビザという週20時間の就労ビザを貰うことができます。
これは学校でプラクティカム(実習)があり、実際にお客さんを相手にするためです。
申請費はワーキングホリデービザと同様$150。
これも代行をお願いしていたエージェントの人に聞きながら自分で申請をしました。
就労ビザ
就労ビザは「Work permit(ワークパーミット)」と英語で言います。
申請費は$1,000。
これは会社がサポーターになり、外国人労働者を雇うためのビザ。
私は私立を出ていたので、就労ビザを降ろしてくれる場所を見つけてお願いしました。
大学を出た場合は「Post graduation work permit(どこでも働けるビザ)」が付いてきます。
この申請は私個人と言うよりは会社の審査という意味が大きいです。
会社は、「何故カナディアンを雇わずに外国人を雇うのか」ということで優先順位を問われるわけです。
この審査を「LMIA(Labour Market Impact Assesment)」と呼び、会社は自分の情報を政府に公開しなければなりません。
そのため、基本的にそうした申請を代行してもらうエージェントを雇います。
この代行費が結構高くて、$3,000からです。
本来はこれは会社が負担するのですが、そんなに優しい会社はなかなかありません。
わりと申請費も代行費も払ってくれないところが多いようです。
私の場合はオーナーが良心的な方だったので、全額払うことはありませんでした。
コモンロー申請
永住権の申請方法は様々。
私の場合は現在のパートナーがスポンサーになってくれたことで永住権を取ることができました。
永住権を取る方法はこの他、結婚、投資、カナダ経験、専門職、起業etc...
色んな方法がありますが、コモンローの申請費用は$1,000。
そして、資料集めの諸経費が約$380。
私の場合は国内で働きながら待つことを選択したので、$295就労ビザ申請費用がかかりました。
もし国外申請を選ぶ場合は日本に帰って待っていることができます。カナダ国内にもいられるのですが、働くことはできません。
申請時、自分たちで出来るのですが、とにかく資料を集める時間と、ミスがあって返ってくることなどを考えて、エージェントにお願いしました。
その代行費用は$3,000。
私は正直お金はかかったけど頼んで良かったと思います。
ものすごく早い対応をしてくれたのと、とても分かりやすく説明をしてくれて安心しました。
資料集めに約3ヶ月はかかりましたが、申請から半年経たずに永住権が降りました。
お世話になったエージェントは韓国の方が経営している会社を紹介しておきます。
英語に自信がなかったら、ちょっと難しいかもしれませんが、正直とても分かりやすい英語で話してくれるので、ある程度話せるようなら問題ないと思います。
本当にとても対応が早くて親身になってくれる良いエージェントなので、おススメです。
永住権は簡単ではない
楽観的な私は「何とかなる」精神と、周りからのサポートで何とかやって来れました。
でも、正直「すっごく辛かった」
何回もくじけそうになることがありました。
貯金も尽きて、とにかく働くしかないと働いても生活費が追い付かず、パートナーや友人に食事を恵んでもらったことは星の数。
本当に感謝しています。
確かに何とかはなりましたが、永住権まで考えているなら知っておいて損はない情報ではないかなと思います。
簡単に永住権を取れる人は、本当に本当に一握りのラッキーな人です。
でも、みんなそれぞれいろんな苦労をしているものです。
おわりに
今日は、永住権を取るまでに私が実際どれくらいの申請費用が必要だったのかについてお話しました。
申請費用は確実に貯めてから来た方が良いな、と私はその時になって思いました。
というのは、私も遊びたい盛りで、交際費を給料から使っていたのであんまり貯金に回らなかったというのがあります。
遊びたい!でも永住権も取りたい!という方は、是非ある程度の貯金を持ってくることをおススメします。
300万以上は絶対に要ります。
この記事が、これから渡航する方にとって良いアドバイスになれば良いなと思います。
今日も良い一日をお過ごしください♥Lucy
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