【カナダ留学】カナダに行ってみよう!私がカナダを選んだ4つの理由
こんにちは!
ルーシー(@LucyAdvisha)です!
カナダに来て4年半、今ではすっかり自分の国のように感じています。
今日はスピリチュアルと離れて、これからカナダへの留学やワーキングホリデーをする人に向けて、知っておいてほしいことについてお話していこうと思います。
では最後までお付き合いください🐤
カナダを選んだ理由
カナダに来たきっかけは自己紹介と場所が持つエネルギーについての記事に書いた通り
「眠れる場所」だったからです。
ですが、現実的な意味では4つの理由がありました。
- 英語に寛容
- 多民族国家
- 治安がいい
- 永住権が取りやすい
この4つがカナダを選んだ理由です。
私はバンクーバーとビクトリアしか住んだことがありませんが、この4年近く過ごしてきた中でもこの4つは選んでよかったと感じることです。
今日はビクトリアを中心にこの理由についてお伝えしていきます。
ビクトリア
まずは私の住むビクトリアについて。
ビクトリアはカナダのB.C.(ブリティッシュコロンビア)州の州都。
名前の由来は、イギリス植民地統治下時代の女王ヴィクトリアの名前に由来します。
ガーデニングやアフタヌーンティー、イギリス由来の名残が今も残っている街。
古い西欧風の建物が今も残っていて、都会とは全く違う落ち着いた雰囲気は心を穏やかにしてくれます。
また、州都ですが落ち着いた街なので、観光にも英語を勉強するのにも最適です。
英語に寛容
多民族国家のカナダ。
多くの人がつたない英語をとても我慢強く聞いてくれます。
みんなバックグラウンドが違うので、英語のクセや訛りも分かって対応してくれるので、英語初心者の人にはとてもありがたいです。
カナダの英語の訛りは比較的聞き取りやすいと私は思います。
アメリカ英語にも近いのですが、クセがあまりないのですごく分りやすくて好きになりました。
ただし、多民族国家なので、本当にたくさんの訛りを耳にします。
最初はその訛りを聞き取るのが本当に大変です。
彼らは自分の英語に自信を持っているので、むしろ分からないと言われると怒られることもあるかもしれません。
特にバンクーバーにいた頃は訛りのある人が多かったです。
なので、バンクーバーに住めばかなり訛りに耐性のある英語耳を養うことができます。
私は未だにブリティッシュアクセントとオーストラリアのアクセントはすごく聞き取りづらいです。
逆にスパニッシュや中東の訛りはかなり分かるようになりました。
ビクトリアは留学生が少ない地域なので、綺麗なアクセントを学びたい場合はおススメです。
また、ビクトリアではなくても、綺麗な英語を学びたい場合は都心から離れた地域へ行くことをおススメします。
ちなみにカナディアンのクセは最後に「~,Eh(エィ)?」と最後につけます。
例えば、
「Really Scorcher today, eh?(今日めっちゃ熱いというニュアンス)」
という感じで使います。
Scorcher:スラング。凄く暑い時に面白さを交えて表現したい時に使ったりします。
多民族国家
バンクーバーは他の街と比べても本当に多民族都市です。
そういうことから、レイシズム(人種差別)は比較的少ないようです。
とはいえ昨今のアメリカの事件から最近少し人種差別がカナダでも問題になっていて、ラジオのCMでも流れていてびっくりしました。
さて、バンクーバーでは、「バスに10人乗れば10人が違う国」という比喩がありますが、これを実際バスで体験しました。
本当に8人ほど乗っていたバスで全員が違う国の人で、びっくりしたのを覚えています。
また、こちらで生まれ育っていてもそれぞれオリジナルのバックグラウンドを持っている人もいます。
あるカフェで働いていた女の子。
見た目は北欧とアジアかなと考えていましたが、なんと軽く5か国以上のルーツを持っていました。
治安がいい
私がビクトリアを語学留学の場所として選んだ理由の一つですが、かなり治安がいいです。
もちろん、人通りの少ないところに行くとか、夜出歩くとかしないことが前提です。
日本人はやはりどこか「自分は大丈夫」と思っている人が多く、危険意識がかなり低いです。
これから留学やワーキングホリデーを考えている人は「海外は日本みたいに安全ではない」という意識を持って来てくださいね!
ビクトリアは治安は良いのですが、やはりホームレスは多いです。
ダウンタウン(中心街)もホームレスの人やドラッグ中毒の人がいるので、最初はビックリするかもしれません。
決して悪い人達ではないのですが、突然暴れる人もいるので気を付けてくださいね。
ビクトリアのダウンタウンは国際色は豊かですが、少し離れてしまうと本当にローカルの人(※ここでの意味はイングリッシュスピーカーです)しかいません。
私はダウンタウンから車で20分ほど離れたコルウッド(Colwood)という場所に住んでいます。
私の住む地域は9割がファーストネーション(原住民)や白人の人ばかりです。なのでアジア人の私はかなり浮いてしまいます。
職場も、同僚もお客さんも9割以上がローカルの人なので、アクセントの少ない綺麗な英語を聞くことができます。
コルウッドはビクトリアダウンタウンと比べれば治安はとてもいいです。というのは、ホームレスの人がダウンタウンから移動して来ることがあまりないからです。
田舎ですが、英語を集中して勉強したい人にとっては最高の環境だと思います。
永住権が取りやすい
カナダは移民国家。
言葉の通り、移民で成り立っている国です。
今もアルバータ州など他の州では人手が足りないため本当に簡単に移民申請が出来るという話を聞きます。
ただし、バンクーバーやビクトリアは人気があるため、永住権が取りやすいといっても簡単ではありません。
私はもともと永住権を取るつもりで来ていたので、長くここに残る方法を考えて来ていました。
観光ビザ(最高6カ月)
↓
ワーキングホリデービザ(1年/延長は可能ですが申請費用は軽く$7,000)
↓
学生ビザ(半年以上のフルタイムの学校に適用される)
↓
就労ビザ(公立学校なら卒業と共に貰える。私立だと自分でスポンサー探しが必要)
↓
永住権(申請の方法は結婚、コモンロー、英語力、就労先からのスポンサーetc...)
この方法で約4年。
うまく行っても永住権を取得するまでにほとんどの人が4年はかかります。つまり、決して簡単な道ではありません。
留学やワーキングホリデーで学んだこと
留学やワーキングホリデーのゴールは何か?
もちろんこれは人それぞれだと思います。
遊ぶためだったら、もちろん精一杯遊んでいって欲しいです。
日本では体験できないくらいの大自然があるので、ぜひハイキングやカヤッキングなど自然を堪能して下さい。
でも、何か目的があってきたのであれば、渡航する前に英語の勉強や計画、十分な資金を作って来ることを強くおススメします。
私はカナダでボディセラピストになるという目標を持って来ていました。
英語で困りたくなかったし、学校で困らないようにと勉強もしてから来たので、正直日常会話ですごく困ったという経験はありません。
でも、さすがに学校は困りました。
全くゼロに近い知識での生理学や解剖学等の英語はちょっとどころではないくらい難しかったです。
また、プレゼンの経験がほとんどなかったのでどうやって説明していけばいいのか、どんな風に英語で話せばいいのか分からず、座学は本当に苦労しました。
その上仕事もしていたため勉強時間が足らず、今更ながら毎日よくやったなと思います。
滞在する時に考えてほしいこと
カナダは確かに自由な国ですが、同時に全てが自己責任の国です。
何があったとしても「あなたが選んだこと」なのです。
誰かのせいには出来ません。
全ての人が良い人とは限りません。
少し下手に出れば、人によっては利用しようとしてきます。
カナディアンの友人は「Be independent(強い女になるのよ)」とよく言われました。最初は何でこんなに言ってくるのか分かりませんでしたが、今はすごく分ります。ニュアンス的には「一人でも生きていける力を身に着けておきなさい」ということでした。
自由な国だからこそ、何が起きたとしても選んだのは自分。
自分一人でも生きていく英語力や知識、学歴、資金を持っておくことはとても大切なことだと感じます。
さいごに
今日はカナダにこれから留学する人に知ってほしいことをお話しました。
ちょっと説教じみた内容になったなと感じますが、私たちが日本を出て生活しているということは、日本人として縛られることがないため自由を感じることはできます。
でも、同時に海外の人へ直接的な日本人のイメージへと繋がります。
今私たち日本人は約191カ国の国に出入りすることができます。(2020年現在)
これは世界でトップクラスです。そのうち83カ国はパスポートのみで入国が可能です。
カナダも半年間はポスポートのみで滞在することができます。
これは当たり前のことではなくて、先人が築き上げてきた国外との信頼関係があるからこそ自由に出入りできるのです。
より多くの人が良い経験を得られる留学になってくれれば嬉しいです。
今日も良い一日をお過ごしください♥Lucy
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